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警察違人伝! Vol.5 グルメのちょうさん


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日曜ポリスストーリー




警察違人伝!



Vol.5



グルメのちょうさん



はじまり…












シャブを捜査するのは、タカたち所轄の刑事だけではない





もちろん警察本部にも捜査する課がある






グルメのちょうさんは、





まだ生活安全部がシャブを担当していた当時の




数班ある薬物捜査の班長だった






本部の捜査員は、いわゆる大物狙いで





売人の譲り渡しや多量の所持事犯が中心で





所轄がどんなに忙しくても




単なるシャブの使用事件や末端患者の所持事犯など



では応援に来ることはほとんどなかった





タカら所轄の刑事が1人で



複数の逮捕被疑者を担当することも珍しくなかった










グルメのちょうさんは、シャブ捜査のベテランで特に大物狙いで





よっぽどの事件でないと、所轄に捜査に来ることはなく、






いわゆるおいしい事件しか食わないことから




いつしか所轄の刑事らに





グルメのちょうさんと呼ばれるようになった










ある日






タカらは情報屋から





暴力団幹部の山野がタカの管轄に住むシャブの常習者ツヨシに




シャブを20グラム単位でおろし、ツヨシが密売している




との情報をつかんだ








ツヨシは、タカもこれまでシャブの使用で逮捕したことがあり




シャブをやるものの、高齢の母と2人暮らしで、根は優しい男だった






またシャブをおろしている山野も暴力団の幹部で





逮捕されたからには、素直に事実を認めると評判が良かった






タカらが仲間と山野とツヨシの尾行や張り込みの結果





情報屋の話にほぼ間違いないことが分かった






タカらは、ツヨシの家に山野がシャブを運んでくるのが





いつも月末の金曜午後8時ころが多かったので




2週間後の金曜をガサの日と決めた



事件概要を所轄の課長が本部に報告すると





20グラム以上とは、えぇ事件や~




とグルメのちょうさんら2班4名が応援にくることになった







グルメのちょうさんの指揮で




山野の取り調べ担当 ちょうさん





ツヨシの担当は、過去にツヨシを






取り調べたことがあるタカと決定した





ちょうさんは、捜査の指揮をしても、自らタマ




被疑者を担当することは、まれだった






ちょうさんは、事前に山野は素直な男で事実も認める




と聞き、扱い易いと判断したようだった









いよいよ、ガサの日、ちょうさんの指揮でツヨシの家周辺に





タカらが隠れ、山野がツヨシの玄関に来た瞬間に着手する作戦だった





山野の車がツヨシの家から少し離れた場所に停まった






車から降り、ツヨシの家に歩き出した





ツヨシの家の庭先まで来た山野




息をひそめる捜査員たち






突然、山野は、もと来た道を自分の車に向かい走り出した




隠れていた捜査員に気付いたのだ…





一瞬、出遅れた捜査員





山野担当のちょうさんらが追いついたのは、




約50m先に停めてあった車に山野が




乗り込もうとした時だった







ちょうさん




警察や



シャブの所持容疑で山野の身体と車ガサするで





山野




シャブでっかぁ?




気の済むまでなんぼでも捜して下さい





しかし、車からも山野の服や鞄などからシャブは見つからなかった





用心深い山野は、シャブが入った封筒を






車のそばの草むらに一旦、隠し、警察が張り込んでいないか




ツヨシの家を確認しに行ったのだった










ちょうさん





山野、署で話を聞くぞ





山野





なんぼでもお付き合いします








署の取調室で






ちょうさんと班員のウチヤマ補助による取り調べが始まった








その間、タカらはツヨシの家をガサし、




ツヨシが前回、山野から譲り受けたシャブの残りを発見し





ツヨシをシャブの所持で現行犯逮捕した








ツヨシは、今日も山野からシャブ





40グラムを譲り受けるつもりっだった




と直ぐに自供した







一方、




山野は、ちょうさんにシャブのことは一切認めず





ツヨシの家に遊びに来ただけ



と繰り返すだけだった





山野も暴力団幹部、初対面の刑事に頭ごなしに横柄に



説教されることは、聞き入れなかった










突然、



ちょうさんは、班員のウチヤマに言った







ウチヤマ、あと、お前調べろ




山野は、今日ツヨシの家から出たシャブの譲り渡し事実で逮捕や








えぇ経験積めるぞ







ちょうさんは、取調室を出て、それきり戻って来ることは







無かった…









グルメのちょうさん





やっぱ、おいしいもんしか食わんかった…








つづく…




























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プロフィール

名張タカ

Author:名張タカ
登場人物
名張タカ:私 アラ還おやぢ 立ち呑みを愛する痛風持ち
まりりん:嫁はん 我が家の文化部部長
りんりか:長女 大3
ちかっち:次女 大1
 ミー :うち猫 我が家の女王さま 13歳? 貫禄満点

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別館 昭和流行歌、猫、甘いもんもよろしく
http://blogs.yahoo.co.jp/nabari_taka3

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